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Author:風沙
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最近は、香港明星トニー・レオンさんのファン。

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テラス・シャンブロウ
きままに独り言・・・
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ニューワールド
とても疲れていて、何も考えずに自然に触れたい時などに観ると
いい映画かも知れません。
この監督の映画は、初めて観るのですが、エンタメというよりは
なんというか映像詩といった方がふさわしい体験でした。

美しい大地。風のそよぎ。こぼれてくる鳥の声。
穏やかな先住民たちの暮らし。
ヨーロッパ人たちが船で現れ、入植し始めた時代のアメリカ大陸。
圧倒的に広大で豊かな自然が、視界の及ぶ限りつづくのです。

それがやがて侵食され失われていくことが解っている、この監督の目は
いつもそこを見つめているような気がしました。

王の娘ポカホンタスは、入植者のスミス大尉に恋をして、結果的に
部族を裏切る形になり追放されます。
スミスは、彼女を愛しながら罪悪感に苦しみ、結局死んだことにして
彼女の元を去ります。
スミスは彼女の中に、これから失われるであろうこの土地の精霊の
すべてを見ていたような感じです。
しかしポカホンタスは、恋をした女性の多くがそうであるようにただ
スミスの事が大好きで、どんな犠牲を払ってもずっと傍にいれば幸せ
それだけなんですね。
その男女間のギャップが(笑)

抜け殻のようになった彼女は、それでも生きて、優しい男に求婚され
家族を作り、新しい文化を受け入れていきます。
一度だけ、英国に旅した時にスミスと再会しますが、しょせん「逃げた
男」(笑)
彼女は、異文化の中にあっても少しも動じる気配がない。
彼女の中にあるものは永遠に損なわれることなく、今も輝き、響き合っている
ようでした。

この映画を見て、ふと思い出したのが「アギーレ・神の怒り」。
これは、同じように植民地開拓を目指したスペインの部隊が、アマゾン
の大自然に飲みこまれていく様子が、非情に描かれた傑作です。
アギーレ隊長の狂気のせいもありましたが、そこの先住民とは、コミュ
ニケーションなんて成り立つ余地もない感じでしたから・・・
それに比べると、「ニューワールド」は優しいですね。
その分少し甘いのかな。
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