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Author:風沙
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最近は、香港明星トニー・レオンさんのファン。

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テラス・シャンブロウ
きままに独り言・・・
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光の帝国
恩田陸さんの本は、確か初めて。
常野の一族という特殊能力を持った人々の物語。
それぞれ時代や主人公の違う短編がいくつか並んでいます。
そのせいか、なんとなく背景にもっと大きな流れがあるところから、少しずつすくい取ったような、よく出来た予告編の集まりみたいな印象もあります。

最初の、膨大な書物を「しまう」能力を持った家族の話は、もっと読んでみたい気がしました。
この話は、読書好きな人なら、感じるものがあるんじゃないでしょうか。
本を、活字を読む喜び・・・そしてその世界を感じ取り、自分の中に取り込み、味わう・・・そのことの至福。
この家族ほどの力は持っていないにしろ、本を読む者には「響いて」(笑)くる話だと思います。
最後の少年の語りかけは、暖かく切なく胸に残りました。
誰かが永遠に憶えていてくれる・・・そこにいたことを。
それは、幸せなことなんだろうな。

あと好きなのは、「オセロ」という短編。
日常に突然侵入してくる異界の者と、毎日見えない戦いを続けている女性。小さな娘を抱え、夫は既に連れ去られて行方不明。
このお母さんが、カッコイイ。
お話の中でも「グロリア」に例えられていたけれど、女性版ハードボイルドです。精神戦ですが(笑)
これは是非長編にしてもらって、映像化でも観てみたい気がしました。

読み終わって、ふと同じ雰囲気で連想したのは、萩尾望都さんの「ポーの一族」。
だけど、ポーの一族の方は、人間たちの血を吸って存続するという特性のせいで、存在自体が悲劇性を帯びてたのに比べ、常野の一族は、特殊能力だけなので穏やかですね(笑)


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